桂枝雀「胴乱の幸助/蔵丁稚」「蔵丁稚」は丁稚さんが仕事をサボって
好きなお芝居を観てた罰に蔵に閉じ込められて…という内容の落語です。
知ってて問い質す旦那と言い逃れする丁稚さんとのやりとりが
非常におもしろくニヤニヤしてしまいます。
枝雀さんの子供の口調がまた堪りません。
そしてその後蔵に閉じ込められてから空腹を紛らわすために
忠臣蔵の芝居の真似事を始めるのですが、
浅野内匠守の切腹の場面を演じる丁稚さんが
ほんとに切腹すると様子を見に来た女中さんが勘違い。
でも確かにこの場面から聴き始めたら、おっ年末でもないのに「忠臣蔵」かいな…
と思う程の入れ込みよう。
まあ、どのお題を聴いても思うのですが、「さすが枝雀さん」なのです。

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