<ガレージ>
60年代のアメリカにおけるガレージ・ロック全盛期――実のところ過小評価を受け、そこから出現したスターは多くはありませんでした。しかしその影響力が現在にまで及んでいる事もまた事実です。その無謀なスタイルは多様化しながら、熱心なガレージ・ロック・ファンであるギターウルフやチェルシー、MAD3、少年ナイフ、ミッシェル・ガン・エレファント、THE 5.6.7.8'sといったバンドがこの流れを汲みながらハードな演奏を繰り広げています。
<モッズ>
73年に発表されたザ・フーの『四重人格』が79年に『さらば青春の光』というタイトルで映画化された影響もあって、70年代後半にモッズは完全に復活を遂げました。60年代のモッズ・バンドの多くはスタンダードなR&B をカバーしていましたが、ネオ・モッズのバンドたちは、クラシックなモータウン・サウンドに調和を見せながら、叩きつけるようなスピードと躍動感をたたえたオリジナル・ナンバーを演奏しました。そしてその勢いは海を越え日本では、コレクターズやヘアー、バッジ、ロンドン・タイムスといったバンドが、モッド精神を継承しています。
ギターウルフ「ウルトラ・クロス VOL.1」ロックに必要なのは巧さじゃなくて勢いとノリだと思わせてくれるギターウルフと、
ドラムとベースだけで暴れさせてくれるライトニングボルトが対決!
どちらも音楽学校で教えてくれるような「技術」とは無縁。
でもそんなイイ子ちゃんのやる音楽なんてどうせすぐ飽きるもの。
「バンド」として放出されるエネルギーに圧倒され、ただただかっこいいと平伏してしまいます。

ザ・モッズ「TIES」90 年代に死んでいたかと思われたロックシーンは再熱!
1st と 2nd の間に出た衝動と衝撃が込められたフルアルバム!
しかしタイトル通りバンドの絆が強く感じられ、
王道サウンドを突き詰める彼等の 1 歩になった 1 枚です!
本物のバンドサウンドを知りたければ必聴!

ミルキィズ「ミルキィズがやってきた。にゃぁにゃぁにゃぁ~」関西で2004年結成のダブル姉妹バンド。しかもカワイイ!
60年代のR&R、ポップス、ジャズ、ブルース等のルーツを
自分たちの色で出すことをモットーに活動中の彼女達のこれが1st!
心地よいコーラスワークと作曲のセンス、ツウ好みのカバー曲でファン増殖中!

ニートビーツ「NEAT-AT-BEST」ややこしいことが嫌いなあなたにぴったし!
ロックで踊りたいなら彼らにお任せ!
古き良きスタイルを保ちながらも飽きさせないビートとグルーブで、
思わず全身が反応して動き出すロックンロールやロカビリーが繰り出されて行きます。
聴いてるだけで自分もリーゼントになった気分!