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ヘヴィ&グルーヴが気持ちいい新しいヘヴィメタルへの架け橋

90年代後半に興ったムーブメントで「モダンヘヴィネス」という言葉自体は日本独自のものです。海外ではラップメタル、単にヘヴィメタルとして呼ばれたり、最近ではニューメタルなどと呼ばれたりもしています。

その呼称から判るように音楽的形態の出所はハードロックやヘヴィメタルが進化したものと捉えて良いでしょう。従来のメタルにヘヴィさやグルーヴを中心に構成し、ラップを乗せたり、メロディアスな(ヘヴィメタルにそれにおけるいわゆるクサメロではない)ヴォーカルラインが乗ったりと、スタイルとしてはミクスチャーの流れも一部汲んでいます。

ムーブメントの中心となったのはコーンやリンプビズキットですが、こういうスタイルの音楽がもてはやされるようになった決定的な現象としてはパンテラの3rdアルバムがビルボードチャートの1位を初登場で獲得したということが大きかったのではないかと思われます。

いわゆる「うるさい」音に対しての受容性が広がったところに、親しみやすいラップやキャッチーなヴォーカルが乗るということで、大きなムーブメントに拡大して行ったのは容易に想像がつきます。

但し、ジャンルの定義としては結構あいまいな部分も多く、ハードロック/ヘヴィメタル的な要素を多く含んでいるにもかかわらず、その精神性から、むしろ一般のロック/ポップファンに人気は広がりました。
そしてそのあいまい性から日本ではイマイチ扱いに困ったメディアが多かった(?)せいかこれらジャンルに含まれるバンドはアメリカに比べて浸透度が低いと言わざるを得ません。ニッケルバックやクリードなどはその代表格でしょう。

欧米に比べて現在の日本におけるハードロックやヘヴィメタルの盛り上がりが小さいとされているのは、これらモダンヘヴィネス、ニューメタルに対するリスナーの偏見と、ジャンルに拘るあまりに音を聴かずに過ごしてしまっているファンが多いのではないかということも、思えてきます。モダンヘヴィネスはオールドスクールとニュースクールをつなぐ重要なムーブメントだったと思います。

Korn
Slipknot
Weathered
One Day Remain
True Parallels

| モダンヘヴィネス | 15:35 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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